◇VWビートル 当時仕様 / ユニクラ製アンダーダッシュR12改◇
VWビートル / FLAT=ボクスターエンジン
名古屋ユニクラ社時代にオプション品としてクーラー&エアコンを製造しておりました
当時物のアンダーダッシュタイプのR12をR134aへ改造するための一例を掲載致します
◇ZEAL施工による改造加工 / 初期段階◇
施工 奈良本店
建築業界と言うことで 全てにおいてCADで図面等を製作して送付などして頂きました
自動車同業者様では、90%ありえません!!
その為 メールで簡単に打ち合わせが出来ました
全てオーナー様が施工いたしましたので下記に掲載致します
R134a フレアータイプ膨張弁 / フレアーからOリングに変換するジョイント=同時にサイズも変更します
膨張弁を取付後、仮組みで変換ジョイントを取付した写真
低圧側5/8のフィッティングにガスチャージバルブを溶接した物を使用しました
しかし確認ミスにより 5/8のみ フレアーだったとホースを製作した後で判明しました
今回はお客様のご好意により コンプレッサー側を Oリングからフレアーに 変換するコマを使って頂くことで
ご了承を頂きました。誠に申し訳ありませんでした
途中経過 コンプレッサーの仮止め
当社からの指示の通り、全てのホースにコルゲートチューブを巻いて保護して頂きました
他の外車でも殆ど施工していないショップ様も多いため注意が必要です!!
エアコン部品の組付け専用スプレー / スニソン・スプレー
必ず使用して下さい / WEBで安価で購入できます
新旧のコンデンサーの比較
上=旧コンデンサー / 下=新品コンデンサー
完成後の室内側の写真 スッキリしました
テンショナープーリーブラケットは オーナーのN様ご自身で図面を作成し製作を致しました
テンショナープーリーは 当社の70φの軸中心調整タイプ
◇エバポレーター 簡易改造◇
上記 当時物のユニクラ社製 ビートル専用アンダーダッシュタイプのクーラーユニットを生かしたいとのご相談をお受けしたのは
2014,7月頃でした
本来は エバポレーターまでAG仕様で新規に作り変えなければなりませんでしたが 最低限度の方法での対処が
ベストであろうと考えて 室内側はある意味 「 追っ付 & やっつけ 」 で 行っておりました
2016,10月頃 当社にビートルで来訪して頂いた時に やはり 80%以上 作り変えなければ問題がある? と
創業者FUが 思い直し AG仕様SPLの膨張弁やその他の部品を無償で提供して 2017,4月に 以下の様に
改造をして頂きました
上記画像 部品提供 / Acqua Garage
上記画像のエバポレーターは < R12用 > です R134aと構造が異なります
本来はエバポレーターを新規にR134aに製作する必要性があります
但し 今回は膨張弁=エキスパンションバルブ側のみ 改造を行い 当社のR134a膨張弁に
変更致しました
既に 車輌側に取付しております
完璧にR134a仕様にする場合には 以下の様な金額が必要となります
1 AG仕様特注 R134a膨張弁
2 溶接用NUT類
3 エバポレーター 新規製作
エバポレーターを外注で製作する場合の注意点!!
膨張弁ですが 製作するメーカーでさえ どの様な構造のタイプを取付しなければならないのか?
ノウハウを保有しておりません そのため 当社で部品の選択を行い 当社の部品で製造させております
費用 ¥66,000円(税別) ~
外注 = 正しいエバポレーターが完成する訳では御座いません!!